AFG産ピスタチオナッツに検査命令 検疫所で「アフラトキシン」を検出
厚生労働省は18日、検疫所におけるモニタリング検査の結果、アフガニスタン産ピスタチオナッツからアフラトキシンを検出したため、輸入業者に対して食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令の実施(輸入届出ごとの全ロットに対する検査)を義務付けたと発表した。
アフラキトシンは、発がん性を有するカビ毒(アスペルギルス属の真菌により産生される)の一種。
<違反の内容>
品 名:ピスタチオナッツ
輸入者:合同会社 AFGHAN SAFFRON
製造者:IRFAN AHMAD LTD
届出数量及び重量:43 CT、473.00 kg
検査結果:アフラトキシン422μg/kg検出(基準:付着してはならない)
届出先:横浜検疫所
日本への到着年月日:2025年3月8日
違反確定日:2025年4月8日
貨物の措置状況:全量保管中

※上の図は、アフガニスタン産ピスタチオナッツの輸入実績(2024年4月1日から25年4月14日まで:速報値)