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疲労と酸化ストレスの関係を研究 大正製薬、タウリンとグリシンには睡眠の質改善につながる作用も

 大正製薬㈱(東京都豊島区、上原茂社長)はこのほど、タウリンやグリシン、生薬シゴカの成分に、疲労回復や睡眠の質改善につながる作用を発見したと発表した。さらに、タウリンとグリシンには、睡眠の質改善につながる作用もあることを新たに見出した。 

 同社は、長年に渡り「疲労」についての研究を進めている。近年、疲労研究をさまざまなアプローチで行う中で、疲労の蓄積や睡眠の質低下に関係があり、細胞にダメージを与える酸化ストレスに注目している。今回、タウリンやグリシン、エレウテロシドEが、酸化ストレスによる細胞内エネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)量減少を抑制することと、「タウリンとグリシンが、睡眠調節因子の発現異常を抑制することを発見した。タウリン、グリシン、エレウテロシドEを摂取することは、疲労回復や良質な睡眠にもつながり、快適な朝のスタートをサポートすることが期待されるとしている。 

 同社では、引き続き、「疲労」に関する研究を推進することにより、生活者の健康で豊かな生活に貢献できるソリューション開発に活用するとしている。

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