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新規成分リコペロサイドHが公表 【25日の届出DB更新】ルテオリンに新たな機能表示

 25日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新があり、届出番号H200~209まで計10件の新規届出が公開された。新規の機能性関与成分が見られた他、既存機能性関与成分について、訴求機能を拡充させた届出もあった。なお、届出の取り下げも1件公表された。

 この日公開された新規の機能性関与成分は「リコペロサイドH」で、届出表示(ヘルスクレーム)は「肌の弾力を維持し、肌の健康に役立つことが報告されています」。

 この機能性関与成分は、トマトの種子に含まれるサポニンの一種。機能性表示食品の届出サポートを手掛ける原材料メーカーのオリザ油化㈱(愛知県一宮市)が届け出たもので、2018年に発売した原材料「トマト種子エキス」を機能性表示食品対応素材にした。

「目の不快感軽減」が追加

 また、この日の更新では、同社からの別の届出も公開。尿酸値ケア機能が報告されている機能性関与成分として届出件数が増えているルテオリン(菊の花由来)について、新たなヘルスクレームを届け出た。表示の全文は次のとおり。

 「本品にはルテオリンが含まれています。ルテオリンは、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる目の不快感を軽減させることが報告されています」。

 尿酸値ケアに関するルテオリンの届出総数は現在30件余り。オリザ油化では今後、尿酸値ケアに加え、アレルギー領域の機能性表示食品を開発できる多機能素材として「菊の花エキス」を拡販していく構え。

22年度、200件超える サプリの届出が多く

 なお、この日に公開された新規届出の食品区分上の内訳は、サプリメント形状が4件、その他加工食品が6件。2022年度の届出件数が200件を超えて209件となったが、そのうちサプリメント形状が123件と過半数を占める。その他加工食品は81件、生鮮食品は5件。

 また、公表された取り下げ1件については、2016年に届け出されていたもので、取り下げ理由は「販売予定がないため」。2年ほど前から販売を休止していた。

【石川 太郎】

(冒頭の画像:オリザ油化が届け出たリコペロサイドHを機能性関与成分にしたサプリメントの表示見本。消費者庁の届出情報公開DBより。一部切り抜き)

関連記事:前回7月19日のDB更新 久光製薬から届出第2弾
     オリザ油化、機能性表示食品届出サポート充実図る

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