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新日本製薬、商品の配送箱をリニューアル

 新日本製薬㈱(福岡市中央区、後藤孝洋社長)は7月30日、消費者に商品を届ける配送箱のリニューアルを実施すると発表した。リニューアルでは、配送箱の素材を、これまで使用していた再生紙から、環境に配慮した森林認証紙に変更すると同時に、省資源化を目的としてサイズの見直しを行った。また、デザインには「障害福祉サービス事業所JOY倶楽部」でアート制作をする、「アトリエブラヴォ」の人たちの作品を採用した。

 同社では、消費者に商品を届ける配送箱を、年間約650万箱使用している。これまでも、再生紙の採用やサイズの見直しを行ってきたが、より一層持続可能な社会の実現に寄与したいと考え、今回の取り組みに至った。

 また同社では、福岡に本社を置く企業として、同じく福岡で多くの人に感動や勇気を与える取り組みを行う「アトリエブラヴォ」の人たちの作品をデザインに採用することで、福岡から全国の消費者に元気を届けることができればと考えている。
 配送箱に描かれたレースフラワーの花言葉には、「可憐な心・細やかな愛情・感謝」などがある。小さくかわいらしい花を無数に咲かせるその姿は、心の豊かさ、和をもって生きる美しさを彷彿とさせる。今回のデザインでは、その繊細な美しさを表現した。

※障害福祉サービス事業所JOY倶楽部
1993年、知的障がいがある人の作業所として福岡に誕生した。「ミュージックアンサンブル」では、観客と一緒に歌や踊りを楽しめるオリジナル曲などを演奏する公演を行い、「アトリエブラヴォ」では、障がいを持つ作家が、アートライブやワークショップを通じてその感性を届けている。

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