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小林製薬の取締役会、調査へ乗り出す 法曹関係者による「事実検証委員会」を設置

 『紅麹コレステヘルプ』による健康被害の広がなどを調査・検証するため、小林製薬㈱(大阪市中央区、小林章浩社長)が独自に調査・検証を行う体制を整備するとともに、事実検証委員会を設置することが分かった。4月26日に開催した臨時取締役会で決議した。

 小林製薬の一連の対応について事後的検証を行うメンバーには、独立性と客観性を確保するために小林一雅代表取締役会長、小林章浩代表取締役社長、山根聡専務取締役の3人については特別の利害関係を有する者とみなし、審議・決議には加わらないものとした。社外取締役4人と取締役会で選任した法務アドバイザーで構成する。

 検討すべき課題は、「症例報告後の事実経過の調査」、「内部統制システム・品質管理体制の精査」、「法規制への適合性確認」、「公表時期の是非」――の4点。

 上記4点のうち「症例報告後の事実経過の調査」、「内部統制システム・品質管理体制の精査」については、一連の対応に関する事後的検証の土台となることから、早急に検証を進めるとし、法曹三者出身の専門家からなる事実検証委員会を設置する。
 
 同社は今後、事実検証委員会による調査報告、行政庁による調査・処分の進捗や見通し、法規制への適合性や公表時期の是非に関する取締役会の考察結果などを踏まえ、事実経過の認定、経営責任の明確化、再発防止策の策定、今後のコーポレートガバナンスや経営体制などを検討し、できる限り早期に果を公表するとしている。

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