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DHC、物流拠点に自動化システム導入 「川崎ロジスティクスセンター」の生産性向上を図る

 ㈱ディーエイチシー(東京都港区、宮崎緑社長・DHC)はこのほど、物流業務の品質向上と生産性の強化を目的に、「DHC川崎ロジスティクスセンター」(神奈川県川崎市)において自動化システムを導入し本格稼働を開始した。それに伴い、メディア向けの内覧会および概要説明会が開催された。

 内覧会では、ロジスティックユニットの長谷川俊一ユニット長が登壇し、物流における重要要素として「品質」「生産性」「瞬発力」の3点を挙げた。長谷川氏は、「今回稼働を開始した自動化物流センターは、当社のロジスティクスユニットが掲げる品質、生産性、瞬発力の向上を具現化した取り組みだ。機械化・自動化された物流環境と創意工夫あふれる運用を融合し、お客様が欲しいタイミングで商品をお届けすることを目指す」と述べた。

 同センターに導入された自動化システムは、商品を自動で高速に仕分けする立体型自動仕分けシステム「オムニソーター」をはじめ、商品をピッキングステーションへ搬送する270台の自動搬送ロボット「T-Carry」、梱包工程を自動化する自動封函機、日付や配送方面ごとに商品を自動で仕分ける配送自動仕分け機などで構成されている。異なる役割を持つ複数の自動化設備を一元的に管理・制御する倉庫実行システムを導入することで、設備全体を効率的に稼働させる仕組みを実現している。

 取扱品目は健康食品約450品目、化粧品約580品目、医薬品約35品目、アパレル・インナー、生活雑貨品約8,600品目の合計約9,700品目に及ぶ。出荷頻度の高い上位約500品目にはデジタルピッキングシステムを当て、多品種の仕分けにはオムニソーターを活用する。

 これにより、従来の半分以下の作業者数で出荷処理能力30%向上を目指す。長谷川氏は今後の展望について、「機械化のスタートラインに立ったばかりであり、今後も現場の状況や変化する物流環境に合わせてシステムを最適化・進化させていく。変化にアジャストし続ける土台を活かし、さらなる顧客価値の創造と信頼関係の構築、そしてDHCのパーパス『しあわせを、ふつうに。』の実現に貢献していく」としている。

(冒頭の写真:同センター外観(同社提供)、文中の写真:オムニソーター(左)、T-Carry(中)、自動配送システム(右))

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