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ライオン、12月期第1四半期決算短信発表

ライオン㈱(東京都墨田区、掬川正純社長)はこのほど、2021年12月期第1四半期(21年1月1日~3月31日)決算を発表した。
 売上高は対前年同期比0.1%減の824億5,600万円、営業利益は同55.8%減の82億8,100万円だった。

 同社グループは、新たに中長期経営戦略フレーム「Vision2030」を策定し、サステナビリティ重要課題への取り組みを推進すると同時に、3つの成長戦略である、「4つの提供価値領域における成長加速」、「成長に向けた事業基盤への変革」、「変革を実現するダイナミズムの創出」にもとづく施策を推進している。
 また、新型コロナウイルス感染拡大の防止と従業員の安全確保に最大限努めると同時に、衛生習慣の定着に向けた活動にも注力している。

 セグメント別では、オーラルケア分野が売上高が同2.3%増の152億6,700万円だった。ハミガキは、『システマ EX ハミガキ』が前年同期を下回ったが、『システマ ハグキプラス プレミアムハミガキ』が好調に推移。また、新製品『Lightee ハミガキ』が好評だった。ハブラシは、『ビトイーン』が前年同期を下回ったが、『NONIO ハブラシ』が好調に推移した。デンタルリンスは、昨年発売した『NONIO プラスホワイトニングデンタルリンス」が好評だったが、全体の売上は前年同期比微減となった。

 ビュ-ティケア分野は、売上高が同32.0%減の52億3,700万円だった。ハンドソープが前年同期の需要拡大の反動で、『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回った。ボディソープは、『hadakara ボディソープ』が堅調に推移し、全体の売上は前年同期を上回った。制汗剤は、「Ban 汗ブロックロールオン」シリーズが前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回った。

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