1. HOME
  2. 健康食品
  3. メナード、アケビ果実に新知見 健康食品開発への応用を目指す

メナード、アケビ果実に新知見 健康食品開発への応用を目指す

 日本メナード化粧品㈱(愛知県名古屋市、野々川純一社長)はこのほど、アケビ果実から抽出したエキスに、「脂肪幹細胞からベージュ脂肪細胞を生み出して増やす効果」と「すでにある白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に誘導する効果」があることを発見したと発表した。

 皮下組織には、脂肪を熱として消費する「ベージュ脂肪細胞」が存在することが、近年明らかになった。「ベージュ脂肪細胞」が増えると、皮下組織で脂肪の消費量が多くなるため、余分な体脂肪を減らせる可能性がある。

 アケビは、アケビ科のつる性落葉低木の一種で、かつては日本各地の山野に自生し、秋になると紫色や茶色の実をつける秋の味覚として親しまれていた。アケビの種子油は、研究の結果、種子だけでなく果皮にも美容や健康維持に役立つ効果があることが見出されたため、同社は、果実全体から独自の抽出方法でエキス化した。

 同研究の成果は、3月25日から28日に北海道大学で開催される「日本薬学会第143年会」で発表する予定。同社では、「同研究の成果は、気になる体型のくずれを防ぎ、健康をサポートする健康食品の開発に応用していく」としている。

(冒頭の写真:アケビ/同社リリースより)

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ