ファンケル、小型配送を本格化 独自専用箱で物流効率化と「置き配」による利便性向上へ
㈱ファンケル(神奈川県横浜市、三橋英記社長)は今月から、ヤマト運輸㈱が提供する「宅急便コンパクト」を活用した配送を本格的に開始した。通販の送料や各種手数料の設定に変更はなく、同社のロゴが入った専用箱を採用。箱に入る製品を全て対象とすることで荷物サイズの統一化を図る。配送時の積載効率向上を通じて、配送に携わる人々の負担軽減にもつなげる。グループ会社の㈱アテニアでも同様の配送を開始する。
従来の「宅急便」に加え、新たに「宅急便コンパクト」での配送でも、注文段階から「置き配」での受け取り方法を選択できるようになる。これにより、不在時や対面での受け取りが難しい場合でも荷物の受け取りが可能となる。顧客の利便性向上だけでなく、社会課題となっている再配達の削減にも貢献する。
近年、物流現場では人手不足や物流コストの増加、積載効率の悪化、CO2排出量の増加といった課題が深刻化している。一方で、EC利用の拡大に伴い国内の配送需要は増加傾向が続く。同社はこれまでもポスト投函や「置き配」の導入など、多様な配送手段を先駆けて導入してきた。安定した配送体制の維持に向け、パートナーである宅配会社とのさらなる連携強化が不可欠と判断し、今回の導入を決定した。同社では、今後も顧客に安心して利用してもらえる配送サービスの実現に向け、品質と利便性の両立を目指して改善を続けるとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)

