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コーセー、新工場の名称を発表 26年2月の竣工を目指し第1期建設を開始

 ㈱コーセー(東京都中央区、小林一俊社長)はこのほど、山梨県南アルプス市に予定している新たな生産拠点の名称を「南アルプス工場」とし、第1期の建設を開始すると発表した。2026年2月の竣工を目指す。

 同社は、国内外で拡大する化粧品需要に応え、高品質で競争力のある製品を確実かつタイムリーに供給するために、国内生産工場3拠点目となる南アルプス工場を建設することを19年4月に発表していた。その後、新たな機能的価値や男性向け、自分自身の心の満足感や自信、自己表現のための化粧品という消費者ニーズの多様化がますます加速。同社では、これからも永く消費者に寄り添う企業であるために、“アダプタビリティ”の考え方の下、今後も変化する多様なニーズにきめ細かく対応していく必要があると考え、当初予定していた大量生産型工場からコンセプトの抜本的な見直しを行い、需要の質的変化に応じることのできる柔軟な生産体制を備え、将来の需要の量的変化にも臨機応変に対応可能な、多品種生産工場として稼働させていくことを決定したという。
 ISO22716(化粧品GMP)に準拠した生産体制と万全な品質保証体制で、高品質なモノづくりを実現する。今後も事業拡大を見据え、第2期以降の建設へも対応可能な仕様とする予定。

 もう1つの大きな特長として、同工場では「美しい知恵 人へ、地球へ。」という同社の企業メッセージに基づき、「人」と「地球」の双方に向き合い、広く人に寄り添いながら環境保全を通じて水資源や森林などの自然環境に配慮するなど、サステナブルな要素を取り入れた工場として整備する。

 同社は現在、「水」を通じて工場周辺の恵まれた自然や地域住民との共生を目指し、水資源を育む森林を守る活動や研究に携わっている。今後も地域とともに環境課題の解決に向け、サステナブルな活動に取り組むとしている。

(冒頭の写真:南アルプス工場 2026年完成イメージ/同社リリースより)

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