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あと16件、前年度に届かず 【機能性表示食品届出更新】22年度、1,429件で打ち止め

 2022年度(22年4月~23年3月)に届け出された機能性表示食品(届出番号「H」シリーズ)の最終的な届出公開件数は累計1,429件となった。年度別公開件数の最高記録である21年度の1,445件に16件届かなかった。

 消費者庁は23日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行った。届出番号H1409からH1429まで、22年度末の3月31日に同庁へ届け出された21件(サプリメント16件、それ以外の加工食品4件、生鮮食品1件)の新規届を公開し、22年度分の届出公開を終えた。

 次回以降の更新では、23年度分の届出番号「I」シリーズの新規届を順次公開していく。同シリーズは現在までにI1からI9 まで9件の届出を公開済み。この9件はいずれも確認期間を通常よりも短縮する再届出や事業者団体等の事前確認を経たもの。

 22年度に公開された届出を食品区分別にみると、サプリメントが814件で最多となった。次いで、サプリメント以外の加工食品が563件、生鮮食品が52件。ここ数年はサプリの届出件数が最も多い傾向が続いている。

 22年度は、プラズマ乳酸菌に続く免疫ケア機能性関与成分の第2弾(L-92乳酸菌)の届出が公開されたり、水素分子を機能性関与成分とする水素ゼリーの届出が公開されて業界関係者を驚かせたりした。

 22年度分の最後の更新となったこの日も、新規の機能性関与成分や、新たなヘルスクレームを行う届出は公開されなかった。ただ、腸内細菌叢(腸内フローラ)検査事業を行う㈱サイキンソー(東京都渋谷区)からの届出が初めて公開された。小麦由来アラビノキシランを機能性関与成分にした栄養調整食品を届け出たもので、酪酸菌(善玉菌)を増やす機能を訴求する。

 また、この日も既届出の取り下げに関する情報更新があった。販売中止を理由に、2017年に行っていたDHA配合サプリメントの届出を㈱ビタポール(岡山県岡山市)が取り下げたという。

【石川太郎】

〇5月の機能性表示食品届出DB更新
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