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【周年記念特集】70周年『バヤリース』オレンジ

 当時のアサヒビール(当時)は1951年、ウィルキンソン社と販売契約を結んで『バャリースオレンヂ(当時)』を発売した。本格的な果実飲料の先駆けとして登場し、翌年には日本にオレンジジュースブームを巻き起こした。
 
 1984年には1.5Lペットボトルの大型容器の発売により、一気に市場が広がった。日本発売60周年の2011年には『バヤリース』オリジナルびん型ペットボトルも発売。70周年の今回は果汁20%、着色料・保存料不使用、純水仕立てという商品特長はそのままに、健康意識の高まりも踏まえて、1日に必要とされるビタミンCを加えてリニューアルした。
 
 パッケージも、より果実の味わいを感じらるようにオレンジの果実を大きくあしらった背景とした。ロングセラーの秘訣についてアサヒ飲料㈱(東京都墨田区、米女太一社長)の担当者は、「厳選したバレンシアオレンジ果汁を原料に純水仕立て、着色料・保存料不使用など、おいしさや品質にこだわり磨き続けて来たこと」という。

(写真:(左)発売当時は200mlリターナブルびん型だった。(右)現在は280ml、470ml、1.5Lの3つのペットボトルで販売。写真は今回のリニューアルで430mlから増量された中容量470mlの商品。またペットボトルは冷凍対応のものとなっている)

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