消費者庁が22日に行った機能性表示食品の届出データベース更新で公開した新規届出は計11件だった。

　10件を超えるのは、19件公開した今月6日の更新以来4更新ぶり。

　11件には、富士化学工業㈱（富山県中新川郡）からの、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを機能性関与成分にしたサプリメントの届出が含まれる。アスタキサンチンの原材料製造・販売で知られる同社がプロテオグリカンを届け出るのは今回が初めて。

　22日の更新で公開されたのは、届出番号I758からI768までのサプリメント11件。2015年4月の機能性表示食品制度施行以来の届出件数は、800件余の取り下げを含む累計で7,660件となった。

　この日の更新では、ディーエイチシー㈱に関連するOPI・50㈱（東京都港区）からの新規届出も複数公開された。同社として初めて、スルフォラファングルコシノレートを機能性関与成分とするサプリメントを届け出た。

【石川太郎】

2023年11月の機能性表示食品届出DB更新
：【6日】富士フイルム、ボスウェリン酸を届出　最終商品臨床を科学的根拠に
：【10日】11月2度目の更新、計6件と少なく　9月29日まで提出の届出公開
：【14日】ガイドライン改正後の届出公開始まる　計4件と低調な滑り出し
：【17日】新規8件公開、2回連続で10件未満　うち4件は風味違い