山笠太郎の健康管理とほほ日記 ~不摂生な私が25年もスポーツクラブに通える理由~(39)
独立系から大手に乗り換えた太郎ちゃん
さて、現在小生が利用しているスポーツクラブは、自宅から徒歩5分の近場に所在するライトウエルネススポーツプラザだ。いわゆる全国展開している大手総合スポーツクラブというやつで、〝地域最大規模〟を売りにしており、プールはもちろんの事、一般的なスポーツクラブの数倍の広さのトレーニングエリアに加え、スタジオレッスンスペースも3か所。さらに最上階にはゴルフ練習スペースが10打席程あり、なんとレッスンプロも常駐している。
もちろん広々としたお風呂にサウナ、無料のマッサージチェアも完備している。建物自体は6階建てで1~2階は食品スーパー等の商業スペースとなっており利便性も高い。全国展開しているグループの中においてトップ3に入る売り上げを誇るドル箱の店舗だ。
小生、もともと「虎の穴」の異名がある「ザップ」という、ややオタクな独立系スポーツクラブに通っていた訳であったが、なんと九州に転勤中の4年の間にあっけなく潰れてしまっていた…(汗)。
かたや、ライトウエルネススポーツプラザは小生がザップに入会して数年後、華々しく(苦笑)地域最大級の規模を売りにザップの競合店としてオープンしたものだから、風呂もサウナもマッサージチェアもない独立系のザップはひとたまりもなくぶっ潰れてしまったのだった。
そんなこんなで小生が東京に舞い戻って来た東日本大震災の前年の春、「土日は混雑していてランニングマシンは順番待ちだよ」とか「プールはイモ洗い状態で〝流れるプール化〟しているよ」等々の風評にビビりつつ、都会育ちでありながら「人混み」とか「行列に並ぶ」とかが大の苦手な小生、渋々(苦笑)この大手総合スポーツクラブ、ライトウエルネススポーツプラザに入会したのであった。
当時はライザップが一世を風靡しており、パーソナルトレーニングなるものが認知され始めていた頃でもあった。
小生、健康食品部隊のプロマネから九州支社長へと渡り歩いた10年弱の期間、(細々とスポーツクラブ通いは継続していたものの)健康食品業界の面々との丁々発止な夜の交流や、中洲をはじめ、九州・沖縄各地の繁華街…まるで演歌の「港町ブルース」を地で行くような接待の日々のおかげで(全て言い訳です…ハイ汗)、せっかく大阪で1年半かけてシェイプアップされた肉体は不摂生によってすべての貯金を使い果たし(苦笑)小生の肉体はガッツリな脂肪にごくわずかな筋肉のサシが入った脂っこい大トロへと変貌していたのであった…(汗)
そして現れた沖山クン「もしかして公安関係者ですか?」
そんな折、「さてと。せっかくだしパーソナルトレーニングとやらを体験つーか、試してみよっかな…」とふと思いつき、入会手続きの際「パーソナルトレーニングを始めてみようかなと思っているのですが…」と親切な受付のベテラン女性スタッフに尋ねてみたところ、「初めてですよね~、まだ若手ですけれど人当たりの良い沖山トレーナーなんて宜しいかと思いますよ」ということで、今日までなが~いお付き合いである沖山クンを紹介されたのだった。
沖山クンとの初対面時……
「沖山さん、沖縄出身ですよね?もしかして地元にいらっしゃった頃は那覇のモノレールの、ドでかいデューティフリーショップのある、え~っと…駅名忘れちゃったけれど、もしかしてそこの駅前広場とかの路上でブレイクダンスの練習、されてませんでしたかぁ…?」
「えーっ、ど~して知っているのですか?見たんですかぁ?しかも場所まで合っているし。確かに高校生の時、チーム組んでブレイキンの練習やっておりましたけど…」
「そんで中学とか高校時代の部活はバスケでしょ?ポジションはポイントガードとか?」
「まじっすかぁ何でそこまで分かるのですかぁ。確かに、ポイントガードでした…」
「沖縄選抜に選ばれたりして?」
「 あはは、それはないっす。補欠です。うちの高校のレギュラーのポイントガードは沖縄選抜のレギュラーなのでムリっす」
実は小生、沖山クンとの初対面での見たまんまの印象を瞬時に想像力を膨らませて半ば冗談ぽく問いかけただけだったのだが、ビックリする位(笑)ピンポ~ンであったのだ。
そんな初対面当時20代前半の沖山クン、ほぼスキンヘッドで日焼けした南国系の精悍な顔立ちで、小柄ながら細マッチョな体型は、ブレイクダンス向きな身体能力の高さを感じさせた。ぶっちゃけ渋谷の街かどで深夜にすれ違ったら絶対目を合わせたくない風貌だった。
後々沖山クンから「飲んだ帰りとか、昼間に友達と待合せた時とか、なぜかお巡りさんから職質にあうのですよぉ」と不満気にボヤかれたのであるが、小生「見たまんまですからぁ(爆)」と心の中で鋭く突っ込みを入れるのを忘れなかった。
しかし見た目とは裏腹に(笑)チョ~天然で、独特な純粋さと生真面目さを併せ持つ沖山クンは言う。
「山笠さんて実は裏の顔……もしかして公安関係者ですかぁ?」
こんなやり取りもあって、つい数年ほど前まで、真剣に小生が公安関係者ではないかと疑っていたのであった……(苦笑)
(つづく)
<プロフィール>山笠太郎(やまがさ・たろう)
三無主義全盛の中、怠惰な学生生活を5年間過ごした後、運良く大手食品メーカーに潜り込む。健康食品事業部に配属され、バブル期を挟み10年。その間に健康食品業界で培った山笠ワールドと言われる独自の世界観を確立。その後社内では様々な部門を渡り歩き47都道府県全ての地に足を踏み入れる事となる。
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