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明治、ブルガリアに新研究拠点 LBブルガリカム社と共同研究所の開所へ向けて会談を実施

 ㈱明治(東京都中央区、八尾文二郎社長)はこのほど、ブルガリアと日本の知見を結集した新たな乳酸菌・腸内細菌研究拠点開設に向けた会談を行ったと発表した。同社は現在、ブルガリアの国営企業であるLBブルガリカム社(Nikolay Stoynev CEO・以下LBB社)と、乳酸菌研究および腸内細菌研究をさらに推進するため、ブルガリアの首都ソフィアに共同研究所の設立を進めている。今年12月末の竣工に向けた会談を7月30日に現地で行った。

 「明治ブルガリアヨーグルト」は、1970年に開催された大阪万博を機に誕生し、73年の発売以来、50年以上にわたり多くの消費者に親しまれてきた。日本で唯一、ブルガリアの国名を冠することを認められたヨーグルトとして、ブルガリアとの長年のパートナーシップの下でブランドの価値を育んできた経緯がある。

 両社は2024年10月に、10年間にわたる長期共同研究契約を締結し、新たな共同研究拠点の設立を発表していた。新拠点の設計や最新機器の選定を進めるとともに、既存研究拠点を通じた研究員同士の交流を重ねてきた。

 今回開所する共同研究所では、最新の理化学分析装置や遺伝子解析装置などを活用する。乳酸菌研究と腸内細菌研究を2つの柱に据え、ブルガリアの豊かな微生物資源と両社の知見を組み合わせることで、乳酸菌株の新たな可能性や価値の創出に取り組む構え。

 会談には、ブルガリアのルメン・ラデフ首相をはじめとする政府関係者や両社の幹部が出席。新研究所では、首都ソフィアへの研究拠点設立に加え、研究員の長期滞在によるおいしさや健康領域の研究活動、新規微生物の収集による研究資源の拡充、新規スターターの開発、腸内細菌研究を軸とした健康長寿研究を推進するとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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