カルビー、シンガポールへ進出腸内 環境に合わせた『Body Granola』を越境ECで販売開始
カルビー㈱(東京都千代田区、江原信社長)はこのほど、個人の腸内環境を検査し、その結果に基づいたグラノーラを定期的に届けるサービス『Body Granola』(ボディグラノーラ)を、シンガポールで発売した。同サービスにとって初の海外展開となる。㈱メタジェン(山形県鶴岡市、福田真嗣社長)および、アジアのマイクロバイオーム研究を牽引するシンガポール企業AMILI(Amili Pte Ltd)と協業し、現地の食習慣に合わせたパーソナライズ体験を提供する。
同サービスは23年4月に国内で開始して以来、延べ5万人以上が利用した実績を持つ。利用者はまず、ウェブサイトから注文した検査キットで採便して郵送。全57タイプに分類された腸内フローラタイプなどの検査結果を参考に、自身の腸内細菌に適したトッピングを選び、ベースグラノーラと共に定期購入する仕組み。
シンガポール展開にあたっては、現地ユーザーの腸内細菌に適した食材や料理の提案を現地の食習慣に合わせて最適化した。食べる際にベースグラノーラとプレバイオティクスを混ぜるスタイルを採用し、専用の計量スプーンも付属する。同国は健康意識が高く、腸内環境を重視する考え方が日本に近いことから、約1年にわたる市場調査やヒアリングを経てローンチに至ったという。
価格は、腸内フローラ検査キットが310シンガポールドル。定期購買はベースグラノーラ600gとトッピング3種(20食分)のセットで49シンガポールドル(送料別)に設定した。
同社は「食と健康」領域の新たなビジネスモデルとして、5年間で延べ10万人の利用を目指す方針。「個々人に合わせた腸内細菌へのアプローチが健康につながる。世界への足掛かりとしてシンガポールでの展開を開始し、お客様の健康に貢献したい」とコメントしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)

