売れてますか?機能性表示食品 八海醸造『麹だけでつくったあまさけ』(I290)
機能性関与成分:麹菌Aspergillus oryzae HJ1株、麹由来グルコシルセラミド
本品には麹菌Aspergillus oryzae HJ1株と麹由来グルコシルセラミドが含まれます。麹菌Aspergillus oryzae HJ1株は、腸内環境を整え、便通を改善する機能があります。麹由来グルコシルセラミドは、肌の潤いを守るのを助ける機能があります。
八海醸造㈱(新潟県南魚沼市、南雲真仁社長)は、機能性表示食品のノンアルコール飲料『麹だけでつくったあまさけ』(届出番号:I290)を展開している。
機能性は、最終製品を用いたヒト試験により評価。便通改善機能の検証については、事前検査によって選抜された44人の健康な成人を被験者とし、無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を行った。被験者を2群に分け、一方には試験品として麹甘酒118 g(同品)を、一方にはプラセボ品として麹甘酒の原料である蒸米を酵素により糖化させた米糖化液118 gを1日当たり1本、3週間連続で摂取させた。試験期間は、1週間の事前観察期間、3週間の摂取期間、2週間の追跡期間の計6週間から構成され、便通頻度や便のタイプ、便中のSCFAや腸内細菌叢の測定を行った。麹甘酒中に含まれる機能性関与成分候補の定性・定量分析は、LC-MSもしくは比色定量法で行った。
肌の潤いを維持する機能の検証については、脱落者1人を除く、59人の被験者を麹甘酒摂取群とプラセボ飲用群に分けて、無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を行った。摂取前と摂取8週間後の肌水分量とTEWLを測定し、群間有意差を統計解析。肌保湿の機能性成分は、先行研究より麹甘酒に含まれているグルコシルセラミド (GlcCer)と推定し、その含有量をHPLC-ELSDを用いて測定した。
同品は、酒づくりの伝統技術を活かした麹と、魚沼の清らかな水から造られ2009年に発売された現行品の製法や味わいはそのままに、機能性表示食品としてリニューアルするかたちで24年3月7日に発売。それを機に、その機能を分かりやすく示した新たな商品パッケージに変更。全国の酒販店、百貨店、スーパーマーケットなどで販売している。
麹や甘酒についての健康機能の研究はこれまでほとんど行われておらず、同社では「麹甘酒の健康機能を明らかにして、多くのお客様にお伝えしたい」との思いから、成分の分析を皮切りに研究に取り組んできた。
(冒頭の写真:同社提供)

