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農水省、新型コロナ対策で発生する未利用食品の有効活用推進

新型コロナウイルスの感染拡大で、イベントの中止などに伴って食品ロスの増加が懸念されることから、農林水産省は4日、事業者から発生する未利用食品をフードバンクに寄附するための取り組みを実施すると発表した。

 対象食品は、イベントの中止・延期、小・中学校の休校といった新型コロナウイルス対策に伴って、食品メーカー・小売業・外食企業などで発生する未利用食品。農水省がこれらの食品に関する情報を集約し、約130団体のフードバンクに一斉に情報発信する。これにより、食品として有効活用されることが期待されると説明している。

 事業者は、フードバンクへの寄附を希望する未利用食品がある場合、農水省へメールで報告。各フードバンクは、寄附を受けたい未利用食品があれば、事業者に直接連絡し、受け渡し方法などを調整する。

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