1. HOME
  2. 健康食品
  3. 資生堂、インナービューティー本格化 新ブランド来年発売、第一弾はツムラやカゴメと連携

資生堂、インナービューティー本格化 新ブランド来年発売、第一弾はツムラやカゴメと連携

 ㈱資生堂(本店:東京都中央区、魚谷雅彦会長CEO)がインナービューティー事業を来年から本格始動させ、ウェルネス領域への新展開を図る。ヘルスケア領域で強みを持つ異業種企業と連携した研究開発を通じて、ビューティーとウェルネスを融合した新しい価値を生み出し、国内外で展開していく。同社がこのほど発表した。

ウェルネス領域展開への「第一歩」

 来年2月、インナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」を新たに立ち上げる。第一弾として、医療用漢方製剤大手の㈱ツムラ(東京都港区)のほか、食品大手のカゴメ㈱(名古屋市中区)と共同研究開発した商品を発売する。まずは日本国内から販売をスタートさせる。2025年以降は中国をはじめとするアジア地域にも進出していきたい考えだ。

 第一弾発売後も、「各分野のプロフェッショナルであるパートナー企業とともに、肌・身体・心の調和による美の実現に向けた新しいソリューションを創出していく」と同社。これにより「ビューティーとウェルネスの融合」という新しい価値を創造し、「J-Beauty Wellness」と名付けてグローバルに発信していく、としている。

 同社の発表によれば、ツムラとは「和漢成分」の肌状態改善機能を共同研究している。これまでの研究で、血流やメンタル不調といった心身状態の改善とともに肌状態が改善される可能性があることをヒト試験で確認。この和漢成分と、同社がコラーゲン産生促進機能を確認している果実由来成分(リンゴンベリーおよびアムラ果実)を組み合わせることで、機能が相乗的に高まることも確認したという。今後、研究成果を「食品などのインナービューティケアに応用していく」

【石川太郎】

(冒頭の画像:同社の報道発表資料から)

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ