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消費者庁、22年初の更新
機能性表示食品の届出DB 42件を一挙公開

 昨年12月28日を最後に止まっていた、機能性表示食品の届出データベース(DB)情報の更新が20日、ようやく実施された。消費者庁は今回、42件の届出を新たに公開。これにより、2021年度の届出公開件数は、累計922件まで積み上がることになった。

 年が明けても、一向に届出DBの情報更新がアナウンスされないことを受け、何かあったのではないかと勘繰る声も、一部で上がり始めていた。消費者庁は19日、同日まで更新を行っていないことについて、「特別な理由はない」(食品表示企画課)と取材にコメントしていた。

 届出DBの更新タイミングに決まりはないが、近年は週に1回がおおよその目安。昨年12月は、3日、13日、21日、28日の計4回にわたり更新が行われた。同10月、11月もそれぞれ4回だった。

 20日に公開されたのは、届出番号G881~922の計42件。内訳は、サプリメント形状が25件、その他加工食品が16件、生鮮食品が1件。

 また、届出の取り下げが9件公表された。そのうち6件は、アサヒカルピスウェルネス㈱によるもので、いずれも撤回理由は「販売者変更のため」。同社は昨年1月、アサヒグループ食品㈱に吸収合併されていた。これまでに13件を届け出ていたが、その全てを昨年12月24日までに取り下げることになった。

 この日に届出が公開された主な機能性関与成分としては、ヒハツ由来ピペリンが3件(届出者:プルチャーム㈱、㈱白鳥ウェルファーマ、㈱ECスタジオ)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが2件(同:㈱水晶院、DUNE合同会社)、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(同:㈱MARS)、エラグ酸(同:メロディアン㈱)、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸(同:㈱グランデ)、中鎖脂肪酸(同:森永製菓㈱)、エルゴチオネイン(同:カイゲンファーマ㈱)、鶏由来プラズマローゲン(同:㈱三協)、エノキタケ由来脂肪酸(同:日本ケフィア㈱)、クルクミン(同:㈱セラバリューズ)、マンゴスチン由来ロダンテノンB(同:㈱イワミズ)──などがあった。

制度施行以来の届出総数、近く5千件到達 

 20日の更新で、15年4月に機能性表示食品制度が施行されて以来の届出件数が、累計で4,940件となった。撤回された届出(約500件)を含む件数だが、今年度中にも5,000件の大台に達する。

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