消費者庁、事故情報DB公表 【6月8日消費者庁発表】食品事故64件
消費者庁は8日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故93件。そのうち食品に関連する事故が64件だった。
リコール自主回収情報では、「アレルギー表示の誤表示・欠落」が17件、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が14件だった。食中毒による事故情報は11件(前回8件)だった。病因物質で最も多かったのがアニサキス(4件)で、カンピロバクターが3件で続いた。
今回も上記以外で、保育施設でアレルギーのある幼児に対して小麦アレルゲンを含むおやつを誤って与えたためにアナフィラキシーを発症するという事故が報告されている。