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ファミリア薬品に課徴金459万円 「石けんでシミが消える」根拠なし

 消費者庁は9日、「年齢のせいにしていた、そのシミ… 老斑が消えた!?」などとうたい、石けんを販売していた㈲ファミリア薬品(兵庫県尼崎市、吉﨑将代表)に対して、課徴金459万円の納付を命じた。

 同社は、自社ウェブサイトで2018年8月28日~19年1月16日と19年7月1日に、顔にシミのある人物の画像とともに、「これが老斑?」や「ライチ洗顔で92.8%が実感」などと表示。『朱の実』という商品名の石けんを使うだけで、シミが消えるかのように標ぼうしていた。また、17年6月24日に配布された情報誌『いただきます!』などでも、同様の広告を掲載していた。それに対して、20年6月26日に消費者庁から措置命令を受けていた。
 
 同社は、賦課される課徴金459万円を23年3月10日までに支払わなければならない。

(冒頭の画像:消費者庁の発表資料を転載)

関連記事:消費者庁、ファミリア薬品に措置命令 石けんでシミが消えると標ぼう

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