機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新が6日にあり、食用酵母のトルラ酵母に由来する食物繊維を機能性関与成分にした粉末食品（飲料）など計5件の新規届が公開された。同食物繊維は新規の機能性関与成分。三菱商事ライフサイエンス㈱（東京都千代田区）が届け出た。

　同社としての初の届出公開。油の多い食事の脂肪の吸収を抑制し食後中性脂肪の上昇抑制に役立つ旨、また、空腹時血糖が高めの人の食事の糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制に役立つ旨をそれぞれヘルスクレームとする。科学的根拠は機能性関与成分の研究レビュー。

　同社は昨年2月、開発中の、細胞壁分解酵素処理を施したトルラ酵母由来食物繊維について、食後血糖値上昇抑制効果をヒト試験で確認したと発表していた。

　この日に消費者庁が公開した新規届は、届出番号I209からI213までのサプリメント1件、サプリメント以外の加工食品が4件。今回も生鮮食品はなかった。

【石川太郎】

○2023年7月の機能性表示食品届出DB更新
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