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国セン「見守り新鮮情報」、高齢者に500万円分の化粧品購入を強要

(独)国民生活センターは3日、化粧品の購入を強要された高齢者の被害事例を紹介した「見守り新鮮情報」を発信した。

 相談者は、叔母から「通帳に3,000円しか残っておらず、生活費がなくなった」との相談を受け、訪問すると化粧品が山のように置いてあったという。書類を調べると、長期間にわたって契約していたようで、約500万円を支払っていたことがわかった。叔母は、(販売会社の)担当から「こちらが質問することに全てに『ハイ』とだけ言うように」と言われ、契約を強要されていたという。

 国センでは、家族や周囲の人が日頃から高齢者の様子に気を付けて、不審な書面や大量の商品などがないかを確認するようにアドバイスしている。

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