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厚労省、いわゆる健康食品49品から医薬品成分検出

厚生労働省は22日、インターネット上で販売される健康食品67製品を検査した結果、49製品から医薬品成分が検出されたと発表した。厚労省では、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には医療機関を受診するように呼びかけている。

 調査は今年1~3月、強壮・痩身効果を目的とするいわゆる健康食品と海外製医薬品の合計97製品(健康食品67製品、海外製医薬品30製品)を買い上げて、含有成分の分析調査などを実施した。

 その結果、強壮効果を標ぼうする健康食品55製品のうち49製品から、シルデナフィルなどの医薬品成分を検出。1カプセル当たりにシルデナフィル139mg、タダラフィル47mg、チオデナフィル1mgを含む製品も見つかった。これは、国内で承認されているシルデナフィル含有医薬品の最大容量(50mg)の2倍以上、タダラフィル含有医薬品の最大容量(20mg)の2倍以上に相当する含有量という。

 一方、痩身効果を目的とする健康食品12製品については、医薬品成分は検出されなかった。また、海外製医薬品30製品からも、表示と異なる医薬品成分は検出されなかった。

(写真:医薬品成分が検出された健康食品の1例、厚労省の発表資料より)

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