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ミナト製薬、破産と報道

 桑葉を使った青汁などの製造・販売を手掛けるミナト製薬㈱(東京都中央区、義村三郎社長)が5日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと、東京商工リサーチ、帝国データバンクが6日から報じている。先月28日に事業を停止し、今月4日に自己破産を申請していたとされる。

 申請代理人は法律事務所Comm&Path(東京都中央区)の亀井俊裕弁護士ほか2名、破産管財人はみなと協和法律事務所の縣俊介弁護士(東京都港区)としている。

 帝国データでは、破産の原因について、「新型コロナウイルス感染拡大の影響」などと伝えているが、事実関係は不明。ミナト製薬の本社に電話をしたが、「本日は営業終了」のアナウンスが流れるのみだった(6日午後3時半現在)。

 東京商工リサーチによれば、2020年8月期の売上高は13億9,000万円。前期も同額。

 ミナト製薬をよく知る業界関係者も、「業界でも歴史のある会社なので新年早々驚いた」と話している。

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