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マキノ出版、再生へ向けて始動 スポンサー企業はどこか?

 3月2日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請して監督命令を受けた㈱マキノ出版(東京都中央区、室橋一彦社長)。すでに再生手続開始の決定を受けたとしているが、その後の動きはどうか。

 民事再生手続きは、事業を再建させるための手続きのため、裁判所の監督の下で事業を継続することとなる。
 同社が出版する健康情報誌『壮快』などは今も書店に平積みされていることから、出版事業は今後も継続するものと思われる。また、信用力を補完して事業の再生を確実なものとするためにスポンサー探しも行われる。

 申請代理人を務める青山東京法律事務所に話を聞いた。一問一答は以下のとおり。

記者 「出版事業は継続するのか?」

代理人「継続する」

記者 「債権届の発送はいつ行われたのか?」

代理人「9日~10日に発送している」

記者 「スポンサー企業の名前は?」

代理人「回答できない」

記者 「次回の債権者集会の期日は?」

代理人「まだ決まっていない」

 今後、債務者の資産調査や債権届に基づく債権調査が行われ、マキノ出版の再生計画が立案されることになる。現在、弁済禁止の保全処分が取られているが、労働債権については禁止対象とはならない。

【田代 宏】

※マキノ出版は自社ホームページの3月16日付「当社に関するお知らせ:民事再生手続きの開始について」において、今後の雑誌の刊行について言及し、「壮快2023年5月号」と「安心2023年5月号」に関しては発売未定としている。

(冒頭の写真:このビルの4階にマキノ出版のオフィスがある)

関連記事:負債15億『壮快』のマキノ出版倒産 きょう都内で債権者集会
    :マキノ出版の債権者集会に約60人 「再生手続開始決定が出た」(代理人)

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