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プロポリスによる全身性接触皮膚炎 国立栄研がHFNetに安全性情報追加

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は26日、素材情報データベース(HFNet)に「プロポリス」に関する安全性情報を追加したと発表した。

 プロポリス含有リップクリームの使用歴がある32歳のイタリア人女性が、口唇ヘルペスのためプロポリスを摂取。塗布していたところ(摂取量、期間不明)、15日間にわたる重度の口唇炎および口囲皮膚炎、体幹のびまん性発疹および四肢の斑状の湿疹病変を生じた。
 その後、プロポリスの使用中止と加療により改善したという。パッチテストでプロポリスに陽性を示し、プロポリスによる全身性接触皮膚炎と診断された。

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