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プラズマ乳酸菌、大正製薬がサプリで
【16日の届出DB更新】33件が新たに

21年度「G」シリーズ、1,417件に 「H」も2件追加

 消費者庁は16日、機能性表示食品の届出データベース情報の更新を行い、計33件の新規届を公開した。内訳は、2021年度分(届出番号Gシリーズ)の届出が31件、22年度分(同Hシリーズ)が2件。21年度の届出件数は、累計で1,417件となった。

 21年度分について、最も新しい届出の届出日は3月25日。年度末まで数日を残しており、次回の更新でも同年度分の届出が公開されそうだ。

 また前回(5月2日)の更新で公開が始まった22年度の届出件数は、累計で4件になった。新たに加わった2件は、4月11日および14日に届出されたもの。再届出(既存届出に対して同一性を失わない届出)のため通常よりも早い公開となった。

 この日に公開された主な届出としては、プラズマ乳酸菌を機能性関与成分にしたタブレットのサプリメントがある。届出者は大正製薬㈱(東京都豊島区)で、届出商品名は『免疫機能サポート』。同社がプラズマ乳酸菌を届け出るのは今回が3件目で、サプリメントの届出は初。これまでに『免疫ケア』(粉末清涼飲料)と『ヴイックスのど飴Premium』の2商品を届け出ている。

ビフィズス菌+アルギニン=「血管の柔軟性維持に役立つ」

 また、ビフィズス菌のLKM512と、アルギニンの2つを機能性関与成分にしたヨーグルトの届出があった。ヘルスクレーム(届出表示)は次の通り。

 「ビフィズス菌LKM512とアルギニンには、加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後に開放した時の血管の拡張度)の維持に役立つ機能が報告されています」(一部抜粋)。

 LKM512とアルギニンは共に、以前から届出のあった機能性関与成分だが、血管の柔軟性に対する働きを訴求する届出は初。協同乳業㈱(東京都中央区)が届け出た。

 この他、自然食品の卸販売で知られる㈱創健社(横浜市神奈川区)から2件目となる届出が公開された。機能性関与成分について、前回のGABAに続き、今回はルテインを届け出た。食品の区分はそれぞれサプリメント。

取り下げが3件 累計535件に

 一方、届出の取り下げが増えている。この日の更新では3件が追加。前の更新(2日)では1件、その前(4月28日)は12件がそれぞれ増えていた。これにより、2015年4月の制度施行以来の撤回件数は累計で535件になった。

 なお、取り下げを含む届出総数は5,439件。

 (冒頭の画像:大正製薬が届け出たサプリメント「免疫機能サポート」の表示見本。消費者庁の届出データベースより)

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