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ビタミンDサプリメントによる健康被害の発生続く

(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は27日、ビタミンDサプリメントの摂取によって、健康な男児が深刻な健康被害を発生した情報を公表した。今年6月にも、ビタミンDサプリメントによる健康被害の発生事例が報告されていた。

 今回、健康被害が発生したのは、健康な男児(パキスタン)だった。妊娠期から授乳期までビタミンDサプリメントを摂取していた母親の母乳とフォローアップミルクとともに、ビタミンD含有ドロップ(400IU/日)と同量のビタミンDを含むマルチビタミンドロップを生後2日目から4カ月間摂取した。

 その結果、活動性の低下、嘔吐、便秘、多尿を生じ、症状が3カ月間にわたって続いた。血中ビタミンD高値に伴う高カルシウム血症、高カルシウム尿症、副甲状腺ホルモン低値が認めれたことから、ビタミンD中毒と診断された。男児は、ビタミンDとカルシウムの摂取制限と加療によって改善したと報告している。

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