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カツオエラスチンの有効性情報
国立栄研がHFNetに追加

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は11日、素材情報データベース(HFNet)に「カツオ(鰹)」の有効性情報を追加したと発表した。

 肌荒れを自覚している健康な日本人の成人32人(試験群16人、平均42.8±6.5歳)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験を実施。

 カツオエラスチン75 mg含有サプリメントを就寝前に8週間摂取させたところ、右頬の皮膚弾力性(戻り率)、血流、キメ個数、右足背部の皮膚水分量の増加、上背部の皮膚水分蒸散量の抑制、肌状態の主観評価32項目中3項目(目元・口元のかさつき、全身の肌のかさつき、爪のつや・固さ)の改善が認められた。

 一方、角層細胞面積、重層剥離率に影響は認められなかったという。

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