接種会場で作業ミス、ワクチン6回分を廃棄~東京都
東京都は10日、調布市グリーンホールワクチン接種会場(東京都調布市)で6日午前、準備作業中にワクチン1バイアル(6回接種分)を廃棄する事例が発生したと発表した。
バイアルに生理食塩水を注入して希釈し、そこから1バイアル当たり6回分のワクチンを注射器に取り分ける際、1バイアル分のワクチンについて希釈手順を誤り、生理食塩水を多く注入したという。結果、濃度の適正さが担保されず、使用不能な状態になり廃棄したと説明している。
今後、ワクチンの希釈手順を再度確認の上、慎重に作業を行う。全ての会場でワクチンの希釈手順を確認・徹底するとしている。