FRONTEO、エビデンスベースの商品開発を支援 アドバンスト・メディカル・ケアに『KIBIT Amanogawa』を提供
㈱FRONTEO(東京都港区、守本正宏社長)はこのほど、㈱アドバンスト・メディカル・ケア(東京都港区、古川哲也社長)が医学論文探索AI『KIBIT Amanogawa』を活用した商品開発プロジェクトを開始したと発表した。エビデンスベースの化粧品・サプリメント開発が目的。
「人生100年時代の健康長寿、パーソナル・ウェルビーイングへの貢献」を掲げ、クリニック運営支援や化粧品・サプリメント事業、検診データを活用した研究開発、健康サービス・商品の提供を行う企業であるアドバンスト・メディカル・ケアは、今年3月に『KIBIT Amanogawa』を導入した。同システムは、従来の探索手法では見出せなかった成分と効果の新たな関連性を導き出し、アドバンスト・メディカル・ケアの商品開発の強化に貢献している。
近年、化粧品やサプリメント市場において、製品に含まれる成分の効果を科学的根拠とともに提示することが競争力を左右する重要な要素となっている。しかし、バイオメディカル分野の論文はPubMedに掲載されているものだけでも4,000万報を超え、研究者が全てを把握することは困難。また、従来の探索手法の延長では成分と効果の新たな関連性を見出すことが難しくなっている。
FRONTEOが提供する『KIBIT Amanogawa』は、独自の方程式駆動型AI「KIBIT」の自然言語処理技術を活用し、PubMed上の膨大な論文情報を網羅的かつバイアスを排除して解析するシステム。論文に直接記載されていない未報告の関連性を発見する「非連続的発見」のアプローチにより、有効成分と効果の新たな関連性の発見を支援する。
アドバンスト・メディカル・ケアは、科学的根拠に基づく仮説の創出と検証を繰り返す「検証型」の化粧品・サプリメント開発を推進している。同社では実際の活用を通じて、従来の文献調査では得られない新たな視点や発見の可能性を実感しており、研究者の経験や専門性とAIによる網羅的かつ客観的な探索を融合させることで、より質の高いエビデンスの創出と革新的な商品開発の実現につなげる構え。
一方、FRONTEOは今回の活用開始を皮切りに、化粧品、ヘルスケア、食品、素材など幅広いライフサイエンス領域へ同システムの展開を進め、各分野の研究開発における新たな発見の創出に貢献していく方針としている。
(冒頭の写真:同社リリースより)

