大塚製薬、女性の健康につながる新知見 S-エクオールのPMS・PMDD症状緩和における有用性を示唆
大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)はこのほど、月経前症候群(PMS)または月経前不快気分障害(PMDD)を有する女性を対象に、大豆胚芽乳酸菌発酵物(S-エクオール)含有食品(S-エクオール含有食品)の有用性を検証する無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験を実施したと発表した。今回の研究成果により、直ちに治療を要さない程度の強い症状を有する女性における有用性が示唆され、「女性の健康」支援に繋がる新たな知見を創出している。
同研究は、治療を要しない程度のPMSまたはPMDDを有する20〜45歳のエクオールを産生できない女性119人を対象に行われた。S-エクオール含有食品(S-エクオール10mg/日)またはプラセボを3カ月間継続摂取させ、国際基準の評価尺度「DRSP」を用いて症状評価を実施した。
主要評価項目である投与前後のDRSP総スコア変化量では、S-エクオール群がプラセボ群より症状改善量が大きい傾向を示した。統計学的有意差には至らなかったものの、症状が強い女性における有用性を示唆する結果が得られたとしている。なお、同研究成果は、総合医学雑誌『The Tohoku Journal of Experimental Medicine』に掲載された。
(冒頭の写真:同社リリースより)

