フェムベリーのヘアケア機能を論文化 オリザ油化、毛髪成長の作用メカニズムなど報告
オリザ油化㈱(愛知県一宮市)が今春報告していた、ストロベリーグアバエキス(フェムベリー)の経口投与・摂取によるヘアケア機能について、研究成果をまとめた論文が食品機能・栄養学系の海外学術誌『Functional Foods in Health and Disease』に掲載された。マウス試験やヒト試験(摂取前後比較)の結果とともに作用メカニズムを報告。血流改善と成長因子(VEGF)産生の二方向から毛包を活性化するとしている。
論文タイトルは、「Strawberry guava extract promotes hair growth by enhancing skin blood flow and vascular endothelial growth factor production」(ストロベリーグアバエキスは、皮膚血流および血管内皮増殖因子の産生を促進することで毛髪の成長を促す)で、掲載は7月1日付。同社がこのほど掲載の旨を伝えた。
この研究報告は、ストロベリーグアバエキスに含まれるアデノシンやポリフェノールなどに着目したもの。皮膚血流の改善と発毛面積の増加を剃毛マウス試験で確認するとともに、血管内皮増殖因子(VEGF)産生促進を毛乳頭細胞で確認したとしている。また、ヒトを対象にした摂取前後比較試験で、毛髪のエリア・本数・太さの合計値の増加が確認されたことを報告している。
作用メカニズムについては、血流促進に関してはアデノシンによるものと考察。また、毛乳頭細胞の増殖に関与しているのはフルクトースであり、VEGF分泌促進についてはDGDG(ジガラクトシルジアシルグリセロール)とペドゥンクラジンの寄与によるものだとそれぞれ考察している。
同社は、ストロベリーグアバエキスを「フェムベリー」(同社の登録商標)のブランド名で展開。ヘアケアのほか、冷えケアやむくみケアなどの機能を訴求している。
【石川太郎】
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