加工食品CFP算定モデル事業を公募 農水省、ロールモデルとなる食品事業者を募集
農林水産省は、加工食品のカーボンフットプリント(CFP)算定に取り組む食品事業者を対象とした「令和8年度加工食品CFPに係るモデル事業」の公募を開始した。公募期間は7月31日まで。
同事業は、食品事業者による自主的なCFP算定を促進し、中小企業を含む幅広い事業者にとって先進的なロールモデルとなる取組事例を創出することを目的としている。
CFPは、製品やサービスのライフサイクル全体を通じた温室効果ガス排出量を示す指標。農水省は2021年(令和3年)5月に策定した「みどりの食料システム戦略」において、フードサプライチェーン全体を通じた脱炭素化の推進を掲げている。
同省はこれまで、食品事業者によるCFP算定の実証事業を実施し、その成果を踏まえて2025年4月に「加工食品共通CFP算定ガイド」を公表した。さらに25年度モデル事業の結果を踏まえ、26年3月に同ガイドを実践的な観点から改定している。
今回のモデル事業では、算定ガイドを活用しながら、自社製品のCFP算定に取り組む事業者を募集する。加工食品全般で、国内に拠点を有する加工食品の製造・販売企業を主な対象とする。公募要領では、食品製造事業者を推奨するとしつつ、流通・小売事業者の参加も可能としている。
採択された事業者は、原材料調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体について温室効果ガス排出量を算定し、算定報告書を作成・公表する。事務局からは、算定方法の解説や算定ツール、排出原単位データベースの提供、個別相談などの支援を受けることができる。
事業は8月末以降に開始し、来年2月頃までの実施を予定している。参加企業は、CFP算定結果や算定報告書などを同年2月末までに農水省へ報告するとともに、算定結果をホームページなどで広く公表することが求められる。
詳細はこちら(農水省HPより)

