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臨床栄養協会、認定試験にCBT導入 NR・サプリメントアドバイザー、全国300超の会場で受験可能に

 サプリメントに関するアドバイザリースタッフの養成、資格認定を手がける(一社)日本臨床栄養協会(東京都港区、久保明理事長)が、資格認定試験にCBT(Computer Based Testing)方式の導入を決定した。これにより、同協会が資格認定する「NR(Nutritional Representative)・サプリメントアドバイザー」の認定試験について、試験会場が47都道府県の300カ所以上、試験実施期間が9日間にそれぞれ拡大する。受験生の利便性を考えて導入を決めた。

 今年の資格認定試験から導入する。同協会によれば、コンピューター上で問題に解答するCBT方式の試験は、「日本漢字能力検定」や「FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定」などにも取り入れられている。

 これまでの資格認定試験は、12月第一週の日曜日のみ、試験会場も全国7会場に限られていた。そのため、「1日しか試験日がないこと、試験会場が自宅近くにないことを理由に、受験を諦めるという声が協会へ少なからず届いていた」(事務局)という。CBT方式の導入で「これまでは飛行機や新幹線を利用して受験会場まで足を運んでいた方の経済的負担も経験され、より認定試験に調整しやすい環境が整った」としている。

 CBT方式を導入した初の認定試験は、今年11月22日から同30日までの9日間にわたり全国300以上の会場で開催する。出願は9月15日からオンラインで受け付ける。詳しくは同協会のウェブサイトから。

 アドバイザリースタッフとは、「いわゆる『健康食品』の摂取を検討されている方または既に摂取されている方が、自らの健康づくりを進める上で目的にあった食品や、食生活の状況、健康状態に応じて、安全かつ適切に選択することができるように、健康食品に含まれる成分の機能や活用方法等について、正しく情報を提供できる助言者のこと」(厚生労働省ウェブサイト)。日本臨床栄養協会は、アドバイザリースタッフの育成・資格認定を行う主要3団体の1つ。

関連記事:健康被害問題、日本臨床栄養協会が声明「サプリを正しく活用する端緒に」
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