食の安全・監視市民委員会（神山美智子代表）は4月23日、講演会「食の安全と消費者の権利 ―いつまで我慢させるのか」を都内で開催する。

　同委員会は2003年に設立以来、市民の立場から食の安全を考え、調査活動を実施するなど行政や業界団体、食品企業などへの要請や提言を行ってきた。
神山美智子代表が今年の年次総会を最後に退任することになったため、同氏の豊富な経験を踏まえて消費者の権利を守るための方策について講演する。熊本県産アサリの偽装表示を入り口に、食品の偽装表示についても言及する。

　神山弁護士は、アレルギー患者が続出した『茶のしずく』石鹸裁判で、東京弁護団の団長も務めた。

＜講演内容＞
日　時：4月23日（土）午後1時30分～3時30分
会　場：連合会館　2階　203会議室（オンライン参加も可能）
（東京都千代田区神田駿河台3-2-11）
参加費：1,000円（会員500円）
＜プログラム＞
・知る権利・選択の権利の侵害…熊本産アサリ問題を入り口に考える偽装表示ほか
・健康の権利・経済生活の権利の侵害…健康食品で病気は決して治らないほか
・被害救済の権利の侵害…繰り返される食品事故、水俣病・森永ヒ素ミルク・カネミ油症
・法律を知ろう…消費者基本法、食品安全基本法、食品表示法、東京都消費者条例

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