適格消費者団体の消費者被害防止ネットワーク東海（愛知県名古屋市）は24日、ホームページ上で「㈱ビーボ（ベルタこうじ生酵素）から回答書が届いた」と発表した。

取材によれば、消費者被害防止ネットワーク東海は、2020年8月18日付でビーボのショッピングサイト「生酵素定期便」の購入申込画面における表示が、景品表示法（5条1項2号）、特定商取引法（14条1項2号）、消費者契約法（3条1項1号）に違反する恐れがあるとして、表示の改善を申し入れていた。

その後、25日付の書面でビーボから、「商品を申し込む場合の最終確認画面の最上部に指摘事項の追加を実施した」との回答を受けたものの、最終確認画面に「1回目の特別価格を受け取り後、2回目を受け取らずに定期購入を解約する場合に、通常単品価格5,980円（税抜き）との差額を支払わなければならないことの表示が追加されていない」とし、同9月29日付で「再申入書」を送付していたところ、昨日、21年4月19日付の回答書が届いたという。
ネットワーク東海は、これから中身を吟味するとしてその内容を明らかにしていないが、ビーボの担当者は「該当ページ自体を削除したと回答した」とウェルネスデイリーニュースの取材に応じた。4月19日付の書面がなぜ昨日届いたか、については不明としている。