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沖縄テレビ開発、おきなわクーガ芋プロジェクト講演会を開催

(株)沖縄テレビ開発(沖縄県那覇市、大田直也社長)は13日、「クーガ芋特産品化プロジェクト講演会 ホルモンケアで健康長寿を取り戻せ」を那覇市内で開催した。

 プロジェクトの開発メンバーでもある立命館大学スポーツ健康科学部の家光素行教授は、「クーガ芋に多く含まれるジオスゲニンの人体への作用について」をテーマに講演。「DHEAは加齢とともに減少していくが、クーガ芋に含有されているジオスゲニンはDHEAを補填できる可能性を持ち、ジオスゲニン摂取と運動によって生活習慣病の予防が期待される」と話した。

 同プロジェクトは、自然薯や長芋などのほかの山芋に比べて、約200倍のジオスゲニンが含まれている沖縄在来の山芋であるクーガ芋の機能性に着目し、立命館大学と生産者などによる産学連携で研究を進めるというもの。これまで機能性が注目されながらも、産業化が進まなかったという。スポーツや衣食の面で、健康長寿を取り戻したいという思いから試行錯誤の末、沖縄の島野菜28種に含まれる栄養素や成分が、ほかの類似野菜と比べて突出して多いことがわかり、健康長寿との関連性に着目したところから始まった。

 アドバイザーを務める(有)開発屋でぃきたんの照屋隆司社長は、「沖縄の作物の全てが健康づくりに頻繁に利用できているわけではない。現代の消費流通社会のなかでは、ビジネス、サイエンス、人との関わりを踏まえ、いろいろなハードルがあるが、食の機能性を農林水産省が積極的に研究し始めたことで、医学、サイエンスが発展して、健康食品が人間にとって密接な関わりがあることが証明されている」と話した。

(写真:講演会の様子)

【松永多佳倫】

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