消費者庁は4日、機能性表示食品の届出情報23件（G53～75）と撤回情報4件を公表した。これで届出件数は今年に入って483件に上り、累計で4,093件となった。一方、撤回件数は426件となった。
　公表された機能性表示食品は、サプリメント形状の食品が17件、その他の加工食品が6件だった。㈱ファンケル（神奈川県横浜市）のサプリメント『睡眠＆疲労感ケア』は新規成分「L-オルニチン一塩酸塩」と「クロセチン」を複合した商品としては初の届出。
「L-オルニチン一塩酸塩は、睡眠の質(長く眠った感覚)を高め、より良い気分の目覚めをサポートすることが報告されています。クロセチンは、起床時の疲労感を軽減することが報告されています」などと表示する。

　一方、撤回したのはアサヒグループ食品㈱（東京都墨田区）の『おいしく解けるショコラ』（D546）と『おいしく解けるショコラ　カカオ70』（E264）、シャルーヌ化粧品㈱（東京都世田谷区）の『PURARICO（プラリコ）　ビフィズス菌BB（ビービー）536』（E48）、日本ケロッグ合同会社（東京都千代田区）の『オールブラン　ナッツミックスa』（F41）の4件。
　撤回の理由はそれぞれ、アサヒグループ食品は「商品発売の予定がなくなったため」、シャルーヌ化粧品は「商品名を変更したため」、日本ケロッグは「発売中止のため」としている。