大幸薬品、25年第2四半期決算発表 大幅な減収減益に、クレベリン市場の見通し不透明
大幸薬品㈱(大阪府吹田市、柴田高社長)は13日、2025年12月期第2四半期(2025年1月1日~6月30日)の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比15.7%減の24億1,200万円、営業利益は90.3%減の4,600万円、経常利益も96.1%減の2,000万円と、大幅な減収減益となった。
「クレベリン」シリーズなどの感染管理事業の売上は2億300万円と横ばいで推移するも、収益性はやや改善したとするものの、「見通しは依然不透明」としている。
新型コロナ感染症の流行以後、除菌市場は縮小傾向にあるため、今後も市場の下降トレンド脱却に向け、コストコントロール強化による採算性改善を図る。