国立栄研、健康食品の安全性・有効性情報「基礎知識」を更新
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は26日、健康食品の安全性・有効性情報の「基礎知識」を更新した。
「『素材情報データベース』と掲載情報の選定基準」では、素材情報データベースの構成について説明。採用する有効性情報について、報告の種類(査読論文)、研究の対象(被験者数)、研究デザイン(メタ分析、RCT)を検証した上で一定の条件を満たした情報を掲載するとしている。
安全性情報に関しては、報告の種類により客観的に報告された情報であれば、研究の対象や研究デザインにかかわらず、掲載の対象とする。
「健康食品の『有効性』情報の見極め方~信頼できる確かな情報とは」では、信頼性の高い研究デザインのポイントを紹介。研究にもさまざまなレベルがあるとし、研究という言葉に惑わされないように注意喚起している。