食品の営業許可制度を見直すため、厚生労働省の「食品の営業規制に関する検討会」は5日、外食やみそ・醤油の業界団体からヒアリングを行った。

　外食業界団体の（一社）日本フードサービス協会は、外食を「飲食店営業」として1本化することを要望。さらに、営業許可の変更時や代表者の変更時に関するルールについて、自治体間で統一するように求めた。

　この日、厚労省は「施設の共通基準（素案）」を提示した。素案では、施設の構造・配置区画、食品取り扱い区域の床・内壁・天井、換気・空調設備、給水設備、手洗い設備、冷蔵冷凍設備などの基準を示している。

　次回会合も引き続き、業界団体からヒアリングするとともに、施設の共通基準について議論する。

（写真：5日開催の検討会）