（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所は10日、素材情報データベース上で、全粒粉パンの摂取による内臓脂肪減少に関する研究成果を公表した。

　研究グループは、BMIが23以上の成人49人（日本）を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験を実施。被験者の一方のグループには1日に全粒粉パン2個（乾燥全粒粉88g相当）、もう一方のグループには精白粉パンを摂取させた。

　試験の結果、全粒粉パン群は精白粉パン群と比べ、内臓脂肪面積の減少が認められたと報告している。