（株）ユーグレナ（東京都港区、出雲充社長）は13日、名古屋市立大学との共同研究により、ミドリムシに含まれる成分のパラミロンを継続摂取することで、運動による血中でのアドレナリン分泌が抑制されることを動物実験で確認したと発表した。

　試験では、マウスを「通常食を与え、運動をさせない群（安静群）」、「通常食を与え、強度の高い運動をさせた群（運動群）」、「パラミロンを入れたエサを与え、強度の高い運動をさせた群（運動＋パラミロン群）」の3群に区分。2週間にわたって経口摂取と強度の高い運動をさせて、各群の血中のアドレナリン値を測定した。

　その結果、運動＋パラミロン群は運動群と比べて、血中のアドレナリン値が有意に抑制されることを確認したと報告している。