「ポリビニルアルコール」が新たに食品添加物として指定される。厚生労働省は22日～12月22日にかけて「「食品衛生法施行規則の一部を改正する省令案及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件案」についてパブリックコメントを募集する。

　ポリビニルアルコール（別名：ボパール）は、コーティング剤・安定剤・増粘剤・分散剤・フィルム形成剤・光沢剤などの製造用剤として用いられているが、食品添加物に関するコーデックス一般規格（GSFA）のリストには光沢剤や増粘剤として収載されており、「食品サプリメント」に対して45,000mg/kg以下での使用が認められている。

　今年7月19日に行われた薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会では、カプセル・錠剤などの通常の食品形態でない食品食品1 kgにつき45g 以下での使用基準が定められた。改正案の公布予定日は来年2月下旬。

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