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フラボノイドが豊富な果物、虚血性心疾患のリスク低下

(国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センターは14日、コホート研究により、フラボノイドを豊富に含む果物を多く摂取する人で、虚血性心疾患の発症リスクが低くなることがわかったと発表した。

 研究は、1995年・98年に全国9地域に在住していた45~75歳の男女8万7,177人を対象に実施。13年間以上の追跡期間中に、1,156人が虚血性心疾患を発症した。

 フラボノイドを豊富に含むリンゴ・ナシ・柑橘類・イチゴ・ブドウの摂取量などを基に、5つのグループに分けて、虚血性心疾患の発症リスクを解析した。

 その結果、摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループと比べて発症リスクが22%低かった。果物別で見ると、柑橘類で発症リスクが低下したことがわかった。一方、リンゴ・ナシ・イチゴ・ブドウでは有意な関連は認められなかった。

 また、男女別で解析したところ、女性の場合、果物の摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループと比べて発症リスクが低下。しかし、男性の場合、関連は見られなかったと報告している。

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