パラミロン研究会が第4回学術集会 11月にハイブリット形式で 「元気スイッチ」テーマに
パラミロン研究会(矢澤一良会長)は、発足以来4回目となる学術集会を11月29日午後、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する。「微細藻類『ユーグレナ』とは何か? ~パラミロンを作り出す生物の真の姿を知る~」と題した特別講演を始めとする計5講演を予定。今年度限定で会員、非会員ともに参加費は無料とする。
第4回学術集会のテーマは、「元気スイッチ『パラミロン』~ユーグレナだけがつくる貴重な機能性成分の最新エビデンス~」。特別講演は、佐賀大学農学部生命機能科学科・さが藻類産業研究開発センターの出村幹英特任准教授が担当し、機能性成分パラミロンを生み出すユーグレナにフォーカスする。その他の講演では、パラミロンの腸に対する機能性、パラミロンと受容体との相互作用などを報告する。また、同学術集会では初のヒト試験結果に関する講演も予定されている。
会場は、早稲田大学新研究棟121号館カンファレンスルーム。時間は午後1時半から5時まで。会場参加人数は感染症対策のため上限を設ける。詳細および申込はこちらから。
<当日の主なプログラム>
〇特別講演『微細藻類「ユーグレナ」とは何か? ~パラミロンを作り出す生物の真の姿を知る~』出村幹英氏(佐賀大学農学部生命機能科学科 さが藻類産業研究開発センター 特任准教授)
〇講演1『食品機能性成分の腸を介したアンチエイジング 〜パラミロンの可能性〜』
片倉喜範氏(九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 システム生物工学講座 細胞制御工学分野 教授)
〇講演2『βグルカンの3重らせん構造と受容体との相互作用』
山口芳樹氏(東北医科薬科大学薬学部 分子生体膜研究所 糖鎖構造生物学教室 教授)
〇講演3『パラミロンの腸のセンサー(腸ツボ)への作用』
内藤裕二氏(パラミロン研究会理事・京都府立医科大学大学院医学研究科 生体免疫栄養学講座 教授)
〇講演4『パラミロンの糖・脂質代謝に対するヒト試験での効果検証』
青江誠一郎氏(パラミロン研究会副会長・大妻女子大学家政学部 教授)
(冒頭の画像:パラミロン顆粒。パラミロン研究会第4回学術集会の報道資料から)