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ティーライフ、HPのトップメッセージ更新

 ティーライフ㈱(静岡県島田市、西上節也社長)はこのほど、ホームページのトップメッセージを更新した。
 同社の植田伸司会長と昨年就任した西山節也社長が斜に向き合った笑顔の写真の下、「健康×DX×持続可能事業を通じ皆様に喜んで頂ける会社を目指します」というトップメッセージが示されている。
 
 同社は、健康茶・健康食品・化粧品・ウィッグ・生活関連商品などを販売する東証1部上場の通販会社。売上は昨年7月期で45億円を超えている。国内に3社、海外に1社のグループ企業を抱える。
 2021年中期経営計画では「Reborn(リボーン)」(生まれ変わり)をスローゴーガンに、事業の見直しとデジタル改革に注力するとしている。
 「生き残るには、健康を維持出来るイノベーション商品を開発するか、新しい市場に向けて販売を増やすしかない」とする同社は「デジタルシフトの加速」、「中国市場への現地販売スタート」、「新事業への展開」など、新たな領域へのチャレンジを敢行するという。

 ティーライフと言えば今年3月23日、同社が販売する『メタボメ茶』の表示で消費者庁から2度目の措置命令を受けている。
 その後、4月13 日に東京地方裁判所に取消訴訟を提起し、措置命令の執行停止の申し立てを申請。6月4日に東京地方裁判所から取消訴訟の第一審判決の言い渡しまで措置命令の効力を停止するとの決定が下りたと公表している。
 同社はホームページ上で、「当社といたしましては、取消訴訟において優良誤認表示でない等、当社の主張の立証に努めるとともに、今後とも役職員一同、コンプライアンス体制の一層の強化に努めてまいります」と述べている。
 「Reborn」の旗印の下、はたして措置命令の汚名を晴らすことができるかどうか注目される。

(冒頭の写真:同社ホームページより)

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